JRSM広報 | |
(09.05.15)0120 |
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放射線安全管理学会 会員の皆様 |
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金子 正人 |
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下記の研究会開催のご案内を申し上げます。 |
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NPO法人放射線安全フォーラム 第9回放射線防護研究会 「自然放射性物質を利用した一般消費財やラドンからの放射線暴露とその対策」 |
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記 |
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1.開催趣旨: | わが国は、欧米と異なって屋内のラドン濃度が低いので、これまでラドンの曝露を低減する取り組みはほとんどありませんでした。 しかし、欧米や国際機関では、自然放射線による曝露のほぼ半分を占めるラドンや、人為的に放射能濃度を高めた一般消費財からの放射線への曝露を低減しようとする取り組みが進められています。WHOの国際ラドンプロジェクトは、近くその成果がガイドラインにまとめられる予定であり、早晩わが国も対応を求められるでしょう。 そこで、自然放射線との付き合いをテーマに、放射線をよく知っていただく機会を設けました。 正しい情報に基づいて消費者に対応したいと考えていらっしゃる工務店や住宅メーカーの方々の参加も歓迎します。 |
2.日 時: | 2009年6月20日(土)14:00~17:30 |
3.場 所: | 千代田御茶ノ水ビル2階会議室 東京都文京区湯島1-7-12 |
4.講 演: | 座長:多田順一郎 (理研横浜研究所 安全管理室主幹) |
(1) | 「一般消費材中の自然放射性物質」 |
14:10~15:10 | |
古田悦子 | |
(お茶の水女子大学 ラジオアイソトープ実験センター副センター長) | |
・身の回りにある自然放射性物質を用いた一般消費財の例 ・それらからどの程度の放射線を受けるのか。 ・安全に扱うにはどうすればよいのか。 |
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――― 休憩 ――― |
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(2) | 「ラドンや人為的に高められた自然放射性物質の規制の動向」 |
15:30~16:30 | |
米原英典 | |
(放射線医学総合研究所 放射線防護研究センター 規制科学総合研究グループリーダー) |
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・わが国での学会、研究班の取り組み。 ・国際機関、海外諸国の動向。 ・屋内ラドン濃度を低減するメリットはあるのか。 |
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5.総合討論: | ―専門家集団があなたの素朴な疑問に答えします― |
16:30~17:30 | |
司会:山口一郎(国立保健医療科学院生活環境部 主任研究官) | |
コメンテータ: | |
鈴木敏和(放射線医学総合研究所 緊急被ばく医療研究センター 被ばく線量評価部 外部被ばく評価室長) 酒井一夫(放射線医学総合研究所 放射線防護研究センター長) |
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6.懇親会: | 懇親会参加費 3,000円 |
17:30~19:30 |
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7.参加費: | 2,000円(NPO法人放射線安全フォーラム会員は、無料) |
8.参加申込: | ホームページから、http://www.rsf.or.jp |
9.問合せ: | 事務局 FAX:03-5803-4885、Tel:03-3816-5256(吉田) |
-以上- |