JRSM広報
(08.08.18)0102

日本放射線安全管理学会の皆様
菊地 透


第27回 医療放射線の安全利用研究会フォーラムの開催について

 放射線に係わる者として、妊娠・胎児は古くて新しい問題です。特に、医療においては妊娠管理および胎児被ばくとその影響には高い関心があります。今回、医療放射線防護連絡協議会では、第27回フォーラムとして「医療放射線の不安を考える*放射線診療に伴う妊婦・胎児の安全管理」をテーマに次のとおり開催します。興味ある方はご参加頂ければ幸いです。また、一般市民の方は参加費無料(事前申し込みが必要)です。


第27回「医療放射線の安全利用研究会」フォーラム

主 催: 医療放射線防護連絡協議会

1.日 時: 平成20年9月18日(木)10:00~16:00

2.場 所: 東京都江戸川区民ホール
(タワーホール船堀5階「小ホール」)
 江戸川区船堀4-1-1(電話:03-5676-2211)
 地下鉄・都営新宿線「船堀」駅下車 北口(徒歩1分)

3.テ-マ: 「医療放射線の不安を考える*放射線診療に伴う妊婦・胎児の安全管理*」

司会・進行: 菊地 透 総務理事

開催挨拶: 古賀 佑彦 会長


Ⅰ.教育講演
1. 妊婦の健康管理
 *産婦人科診療ガイドラインの妊娠中の放射線被ばくを中心に* 
  関沢 明彦(昭和大学医学部産婦人科)

2. 妊婦・胎児および小児期における低線量の放射線影響
  丹羽 太貫(放射線医学総合研究所)

Ⅱ.シンポジウム
テーマ: 「医療放射線と妊娠に関する不安・誤解を解決するためには」

1. 医師の立場から
 *胎児CTの有用性*
  宮崎 治(国立成育医療センター)

2. 看護の立場から
 *患者の不安*
  北川 敦子(石川県済生会金沢病院)

3. 技師の立場から
 *放射線の取扱に際して*
  塚本 篤子(NTT関東病院)

4. マスコミの立場から
 *読者からの声*:
  館林 牧子(読売新聞社)

Ⅲ.総合討論
話題提供: 「医療放射線と妊娠に関するQ&A作成に向けて」
  大野 和子(京都医療科学大学)


◆参 加 費: 3,000円(講演要旨集代含む)
 一般市民は無料(事前申し込み)

◆申込方法: FAXまたはE-メールでお申し込みください

◆申込先: 医療放射線防護連絡協議会 事務局
 〒113-8941 東京都文京区本駒込2-28-45
  日本アイソトープ協会内
 Fax :03-5978-6434 
 電話:03-5978-6433 (月・水・金のみ)
 E-mail:jarpm@chive.ocn.ne.jp

-以上-