JRSM広報
(08.05.15)0094

日本放射線安全管理学会
会員の皆様

 NPO法人放射線安全フォーラムでは、以下の講演会を開催いたします。
 奮ってご参加ください。


第2回放射線安全講演会のご案内


日 時: 2008年5月31日(土)14:30 ~17:00

場 所: (株)千代田テクノル 本社ビル2階会議室
 東京都文京区湯島1-7-12 千代田御茶ノ水ビル

講演と討論:         司会 金子 正人(放射線影響協会)

講演1「宇宙線被ばくのリスク ―宇宙飛行士と航空機乗務員―」
       (独)放射線医学総合研究所 保田 浩志 氏

講演2「宇宙天気とは ―予報と対策の必要性―」
       (独)情報通信研究機構 亘 慎一 氏

総合討論 「宇宙線のリスクとその管理」
        座長 加藤 和明(高エネルギー加速器研究機構 名誉教授)

懇親会: 17:30~

参加費: 2,000円(NPO法人放射線安全フォーラム会員は,無料)
  なお,懇親会の参加費は,別途 3,000円程度を予定しています。

参加申込: ホームページから、http://www.rsf.or.jp

問合せ: 事務局 rsf@mbe.nifty.com
 FAX:03-5840-6038
 Tel:03-3816-1163(吉田)

開催趣旨:  コロンビア号の事故以来停滞気味であった有人宇宙開発が再び活気を帯びてきた。今年(2008年)には、土井さんに続き、星出さん、そして若田さんと、3人もの日本人宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)で重要な任務にあたる。新たな宇宙飛行士の募集も始まった。また、国産ジェット機「MRJ」の事業化が決まり、日本の航空産業が長いトンネルを出てようやく息を吹き返しつつある。
こうした状況も背景に、宇宙線のリスクに対する国民の関心が高まっている。昨年(2007年)には、本邦航空会社において数万人に及ぶ乗務員の宇宙線被ばく管理が開始された。
 一方、これらの動きとタイミングを合わせるかのように、長く静穏であった太陽の活動に活発化の兆しが見えてきた。次の活動のピークは2011~2012年と予想される。巨大な太陽フレアが発生した時、宇宙飛行士や航空機乗務員の健康は大丈夫なのか。衛星の通信機器や航空機の制御装置が故障して、生活に支障が生じたり間接的に生命が危険にさらされることはないのか。
 本講演会では、こうした疑問に答えるべく、関連分野を代表する二人の専門家をお招きして、宇宙線がもたらすリスクについて率直な情報・意見交換をしたいと思います。

多くの、様々な分野の方々の参加を心よりお待ちしています。

-以上-