JRSM広報
(07.11.21)0086

日本放射線安全管理学会
会員の皆様

                       日本放射線安全管理学会
                             広報委員会

 以下のようなシンポジウムの開催案内を受けましたので,皆様にご案内させていただきます。


日本保健物理学会シンポジウムのご案内

「中越沖地震を経験して放射線管理の分野で何を学ぶか」

主 催: 日本保健物理学会

共 催: 日本放射線安全管理学会

開催趣旨:  平成19年7月16日の中越沖地震は柏崎刈羽発電所に被害をもたらし、変圧器やクレーン等の設備の被害についてテレビや新聞などで情報が流れています。しかし、放射線管理の観点からの情報が乏しく、監視測定がどのようになされたか、測定機器の健全性はどうであったかなど、学会員の知りたい内容は十分ではありません。保健物理学会では、放射線安全管理学会と共催で、特に原子力施設の耐震設計等の分野ではなく、日常の放射線管理や放射線測定機器の管理の中で、事前にどのような対策が望まれるか、また測定機器が破損してしまった場合にどのような代替措置で対応できるか、何を優先して測定監視すべきか、など、中越沖地震から何を学び、どのように現場の放射線管理に反映していくかを学会員の皆さんと考えたいと? タンいます。今回、中越沖地震を体験された東京電力、新潟県などから放射線管理に関係の深い方々をお招きしてシンポジウムを企画しましたので、数多くの皆様の参加をお待ちしています。



1.日 時: 2007年12月21日(金)13:30-16:30

2.場 所: 東京大学工学部11号館講堂(本郷キャンパス)
 (地図参照:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_12_j.html)

3.プログラム
13:30-13:35 開会挨拶
        座長:篠原邦彦(原子力機構)

13:35-14:35 発電所における対応
        鈴木良男(東京電力)

14:35-15:35 新潟県における対応 
         -地震時の環境放射線モニタリング-
        山﨑興樹(新潟県放射線監視センター)

15:35-15:45 休憩

15:45-16:15 放射線機器メーカにおける対応 
         -地震時の核種分析装置の状況と耐震対策-
        高橋雄二(SEIKO EG&G)

16:15-16:25 質疑応答
        座長+講演者全員

16:25-16:30 閉会挨拶

4.主 催: 日本保健物理学会
  共 催: 日本放射線安全管理学会

5.参加費: 上記学会員 2,000円、非学会員 3,000円、学生会員 1,000円

6.参加申込: 準備の都合上、下記の事務局までご連絡下さい。
事前連絡をされない方もご参加は可能です。

7.事務局: 日本保健物理学会企画委員会
 渡辺 想(三菱重工)
  omou_watanabe@mhi.co.jp
 古田 定昭(原子力機構)
  furuta.sadaaki@jaea.go.jp

-以上-