JRSM広報 |
(05.05.23)0044 |
日本放射線安全管理学会 学会員 各位 |
広報委員会 |
日本保健物理学会よりシンポジウム開催の案内を受けましたので,学会員の皆様にご案内させていただきます。 |
日本保健物理学会シンポジウム 「たゆみないファントムの開発及び利用」 開催のご案内 |
主催: | 日本保健物理学会 |
趣旨: | 国際放射線防護委員会(ICRP)は、その勧告等において、新しい被ばく線量評価ツールの開発として、ファントムを初めて言及しようとしている。また、我が国においても、最新の知見を基に、被ばく線量計算用や機器校正用など、様々なファントムが開発され、医療や原子力などの様々な分野で利用されている。こうした国内外の状況を踏まえ、日本保健物理学会では、ファントムの開発及び利用に関する専門研究会を設置し、ファントム利用の現状整理や最新のファントムに関する知見の共有化等の検討を進めてきた。このシンポジウムでは、専門研究会活動の一環として、ファントムに対する共通の理解を深める機会とし、エンドユーザーが抱きかかえているファントムの高度化や標準化についての問題点を明確することをねらいとする。 |
日時: | 平成17年7月13日(水) 13:30〜17:00 |
場所: | 放射線医学総合研究所 重粒子治療推進棟 大会議室2F |
<プログラム> |
開会の挨拶 日本保健物理学会企画委員長 古田 定昭 本専門研究会の活動について 原研 斉藤 公明 座長 名大 石榑 信人 (1)数学/物理ファントムの開発の変遷 近大 杉浦 紳之 (2)ボクセルファントムの開発と利用の現状 原研 斉藤 公明 (3)人体組織等価材の研究開発 原研 木名瀬 栄 座長 三菱総研 岩井 敏 (4)原子力分野におけるファントムの利用 サイクル機構 栗原 治 (5)医療分野におけるファントムの利用 放医研 赤羽 恵一 (6)コメント及び総合討論 テーマ「ファントムの高度化と標準化」 癌研 伊藤 彬 名大 石榑 信人 金沢大 越田 吉郎 放医研 鈴木 敏和 茨城県医療大 藤崎 達也 |
参加費: |
会員2,000円、非会員3,000円、学生会員1,000円 |
連絡先: | 木名瀬 栄(日本原子力研究所 保健物理部 放射線リスク研究室) E-mail:skinase@popsvr.tokai.jaeri.go.jp 電話:029-282-5208、Fax.:029-282-6063 (☆事前参加登録の必要はありません。) |