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平成26年度

 

研究奨励賞

「メルトオンシンチレータを用いたトリチウム放射能の画像化」


徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 入倉奈美子

共著者 三好 弘一

 トリチウム用いた生命科学研究において、組織中のトリチウム化合物の二次元分布を調べる実験がある。 トリチウムの二次元分布を調べる手段としては、トリチウム用X線フィルムやトリチウム用イメージングプレート(IP)を用いる方法がある。 しかし、X線フィルは数ヶ月以上露光する必要があり、また、トリチウム用IPは汚染するため使い捨てにもかかわらず1枚で約6万円と非常に高価であり、いずれも実用的ではない。 入倉奈美子君は新しくメルトオンシンチレータ(85-90℃で溶解する固体シンチレータ) を用いて、試料に溶解したメルトオンシンチレータを浸透させ、CCDイメージャーにより、露光させることなく、直接画像化できる方法について検討した。 本論文はトリチウムを用いた組織分布実験の現状を打破するための新しい試みである。 まだ、解像度等に少し問題はあるものの、今後の成果に期待がもてる研究であり、本学会とって評価できる。


-以上-

出版物

学会誌/邦文誌(J-STAGE)
学会誌/英文誌(J-STAGE)
放射線施設廃止の確認手順と
放射能測定マニュアル
(改訂準備中)


原発事故由来の放射性物質
拡散に対する取り組み


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